よさりのラリー報告

予選のスタート直後。ゴー!ゴー!

9月8日

午前2時半頃、いや〜な夢を見て目が覚めてしまった。まだ早いけど、また寝るのも、いまさらジローなので、支度をして3時半頃出発した。途中、買い出しや給油をして6時頃に長ちゃん宅に到着。7時集合だったので車の中で仮眠をした。吉村さんが来て行く準備が出来たので出発。10時前に会場に到着。駐車場は結構ぬかるんでおり、どこに止めようかな?と考えていたところに、樋口君と会う。樋口君の止めている辺りが荒れて無さそうなので隣に付けることにした。受付・車検まで、まだ時間があるので、荷物を出したりしてのんびりする事にした。会場には知り合いがたくさん来ていて話が盛り上る。受付・車検を無事に終え、予選に備えてヘッドライトのレンズだけ外す事にした(決勝前に割れたら困るもんね)。天気は台風の影響か、雨が降ったり晴れたりと目まぐるしい。13時半より開会式が行われた。14時半になり、予選コースの公式練習が始まった。2週走って、どーもバイクのファイナルが合ってないみたいだ。コーナーで3速ではもたつき2速では低すぎる(いまさら・・・今度はサブローか?)。15時40分頃、予選開始。ゼッケン順に並んで30秒おきのスタートを待つ。私の順番が来た。ギアを2速に入れ、カウントに合わせてスタート。とにかく転倒しない事だけを考えて走った。途中、1台パスして無事にゴール。はたして速いのか遅いのかサッパリわからない。長ちゃん、吉村さんも帰ってきた。本戦のために給油とライトレンズをセットした。これで、レ・イ・ク・完璧だ〜!byジーコ(が、まさか決勝で、あんな事になろうとは・・・)。予選結果が出たので見に行く。私は・・・27位、まっ、こんなモンでしょ!で、長ちゃんは・・・げげっ22位、15秒差がある。TBIの時から負けっぱなしだ!順位なんかより、こっちの方が悔しい。クソ〜!決勝まで時間があるので腹ごしらえしながら待つ。辺りが薄暗くなり、19時、いよいよ決勝の始まりだ。決勝のコースもクニャクニャしているそうなので、ライトの光軸をHID側をローに、ハロゲン側をハイにセットした。予選のタイム順に20秒おきにスタート。一週目は、指示速度28キロのオンタイム走行だ。コース距離が今一わからないので、指示より早めのペースで走って余裕を持たせる事にした。雨が激しく降り出した。ゴーグルにロールオフを付けていたので、視界が悪くなったらフィルムを巻いて「結構、いけるな。」と調子こいて巻いていたら動かなくなってしまった(レース後直ってた?)。見にくいのでゴーグルを外した。う〜ん、どうもハイの光軸が低いようだ。CP3で止まって光軸を調整する。そこに長ちゃんが来た。「サブライトが消えた〜!」お気の毒である。心の中で「今回は勝たせて貰おう・・・」と思った。走っていて今度はハイが高すぎたので再度調整。だが、いまいち明るくないのでHID側をハイに、ハロゲン側をローに変更した。今度は結構明るくなった。後はペースを上げて気持ち良く走れるかどうかだ。指示速度より少し速いペースで走っているとゴールの灯りが見えた。他の人も時間調整のために待機している。ここからゴールまでの距離を考えると、25.2キロ(オンタイム54分)より少し短いような気がしたので、快調さんの事だから秒単位で割り出しているかも?と思ったのと、今なら前が居なくて走りやすいと思い、53分30秒くらいで進入した(オンタイムは54分だった)。2週目からはスピード勝負である。ライトの光軸も合い、よく見える。1週走っているせいもあるけど、恐いという感覚は無い。相変わらずギアが合わずギクシャクするのだが、前向きに走れるのでいいだろう。CP1を過ぎてすぐ、長ちゃんが止まっていた。「お先に〜!」先を急ぐ。CP2、CP3と通過し、1週目終了。2・3台パスしただろうか?抜かれていないので極端に遅くは無いはずだ。3周、4週目と周回をこなす。5週目には22時半までにゴールチェックを受けないといけないのだが、余裕で通過できそうだ。5週目に突入。調子は悪くない。途中抜かれたバイクも抜き返して引き離しているので、今のところ誰にも抜かれていない。後は自分のペースが全体でどのくらいなのか?である。長ちゃんも追いついて来ないので今回は勝てそうだ。この周はやたらと前走車が多い。追いつくと左側に寄ってくれるので楽にパスできる。ホーンで合図して先に行く。CP1、CP2と通過。あと半分くらいだ。CP3に到着。そこでスタッフが「チョット待って!」。???なんだろう?バイクの後ろを見るとバッテリーがブラブラしている。テールバックが破れてしまっている。なんということだ!この時点で頭はパニクっていた。スタッフに「そのまま行きます!」と云ってCP3を後にした。この時は1秒でも惜しかったのである。バッテリーの当たる音がする。ペースは当然落ちる。HIDが消えた。配線が切れたようだ。ハロゲン側をハイにして止まらずに走る。(完全に頭切れてる。アホです)HIDの灯りに慣れていたので当然ながら見難い。さらにペースが落ちる。ゴールまで残り2・3キロ地点で、とうとうエンジンストップ。バッテリーのプラス側のネジがもげたようだ。ここで私のレースは終了。一時、再始動を試みたがダメだった。無常にも後続車がどんどん通過していく。諦めてバイクを置いて歩いて帰ることにした。歩いている途中、マーシャルの水上さんが来た。タンデムで乗せてもらった。ゴールで快調さんにリタイアの報告をした。車に戻ると長ちゃんと吉村さんは既に戻っていた(当然)。長ちゃんはサブライトが点かずにペースが上がらなかったみたいだ。その上、5週目にマフラーが外れたらしい。ガックリしていた(でも完走。また負けた)。吉村さんは、序盤の雨で眼鏡が曇り、とてもペースの上げれる状態では無かったようだ。淡々と走り4週をこなしたそうだ。軽く食事をして、寝た(どっと疲れた)。

9月9日

AM6時半に目が覚めた。既に長ちゃんと吉村さんは起きていた。8時から表彰式が始まった。レディース賞、オーバー48(歳)、アンダー25(PS)と表彰され、オンタイム賞の発表である。もしかしたら・・・などと思っていたら(甘いね)、呼ばれたのは末石さんだった。末石さんはHPで知り合った方で、今回が初顔合わせだ(はっけよ〜い!のこった!のこった!・・・相撲じゃないって!)。今回、アフリカツインで出走してライトが凄く(う〜ん、幻想的!)、みんなで”八つ墓村号”とか”未知との遭遇号”だ〜!と云っておもしろがった。総合表彰、抽選会と行われ(熊のぬいぐるみが欲しかった・・・)、無事によさりのラリーは終了した。私は、まだバイクの撤収作業が残っているので、長ちゃんと浜ちゃん(今回スタッフ)を引き連れて車で回収に行った。会場を後にし、途中で吉村さんの車と別れて1人で家路に帰った。


よさりのラリーの結果が出ました。


私は途中で止まったのですが、周回を4週まで計測されていたので完走扱いになっていました(チョット、うれしかった!)。周回ラップタイムは13番前後で走っていたようなので、来年に向け、林道・ナイト走行の練習をキチンと行えば(これが難しいのだが・・・)入賞圏内の希望はありそうです。一つ目標が出来て、現在のダラケタ体を鍛えなおせるかも・・・。

<順位です>
長倉・・・19位
赤木・・・29位
吉村・・・45位

よさりのラリー仕様