2004よさりのラリー仕様


【8月20日】
今年、私が使用するWR250Fです。ノーマルのライトでは心細いのでHIDを装着しました。様子見なので普通?の35W出力の物で試してみました。
HIDを装着してバッテリーの負担などが無いかテスターで電圧の変動をチェックしました。アイドリング状態でも電圧は何とか確保しているようです。で、実走して問題無いか確認し(舗装路を約50キロ 2時間くらい)、この仕様は大丈夫なのが確認出来ました。
一昨年、昨年と、よさりのに使用したXRバハも”よさりの仕様”にしました。ライト周りは、昨年使用した物になります。(XRバハ モディファイ 2003 を参照)
この車両は今回、他のライダーが乗ります。
左側がWR250Fの照射画像で、右側がXRバハの照射画像です。WR250FはHIDにした事でノーマルよりも格段の明るさが得られていますが、XRバハの50W出力、HI/LOW全面照射と比較すると、XRバハの明るさと配光は別格なのが良く解かります。WR250Fも同じ仕様に出来ればと思います。

【8月22日】
前に述べたように、XRバハのライトの明るさは格段(光量・配光)の物があり、同ユニットを採用しないのは勿体無いので、WR250Fに装着すべく、朝から取付作業に掛かりました。
XRバハで紹介しているので重複しますが、ライトユニットは、LOW照射←→全面照射の切替機能付きで、レンズ径は小さいながらも、抜群の明るさを放ちます。
後は、ハイワッテ-ジ・バラストが使えるか進めて行きたいと思います。 

【9月7日】
台風続きで天気はずっと不安定で、全然走りに行く事も無く日にちばかりが過ぎて行ってしまいました。
XRバハの明るさに迫るべく、WR250Fにもハイワッテ−ジ・バラストへと、まずはノーマル電源のままで試してみました。35W出力のバラストがギリギリの状態だったので、やはり厳しい物があります。本番でバッテリー電圧が落ちて消灯してしまうのは許されません。電源確保の為、電気系統を加工する事にしました。(画像はノーマルジェネレーター)
HIDは直流【DC】でないと動作しません(一部、交流【AC】でも使える物がある)。WR250Fの照明類はACで動作させています。ノーマルWR250Fは、DCよりもACの方に多く電源を持って行ってます。必要の無いAC分が勿体無いので完全DC化に加工しました。
それに伴い、レギュレート・レクチファイヤーも別の物と交換しました。
全DC仕様にしたので、ライト・テールランプ・ブレーキランプ・ウインカー・ホーン類は、すべてDCで動作する事になります。電源をACとDCに分けなくていいので配線が簡略化出来たので、ライトのON/OFFやHI/LOW切替などの操作が集中スイッチだけに納める事が出来ました。電源がバッテリーからなので、メインスイッチさえONになっていれば、エンストしてもライトは消える事はありません。
本題のハイワッテ-ジ・バラストでのテストです。エンジン停止時で12.5Vのバッテリー電圧が、エンジンを掛けてアイドリング状態で14.5Vまで上昇。HIDを点灯させると一気に12.5Vまで落ち込みますが、HIDが安定してくると13.0Vまで回復。バーナー出力を25Wから35Wに上げると12.8Vくらい。全開の50Wに上げると12.6Vくらいになりました(いずれもテールランプ点灯のアイドリング時)。回転数を上げるとバッテリー電圧は問題無く上昇します。
これでハイワッテ-ジ・バラストが使用出来ます。後は本番まで少しでも多く走れたらと思います。

【9月8日】
ナイトランをして来ました。林道は、台風の影響で倒木が多く荒れていました。林道を走る練習にはなりませんでした。バイクの方は、消灯する事も無く走る事が出来ました。家路に着いてからバッテリーの電圧をチェックしたら12.9Vありました。キチンと充電されているようです。明日、配線などに異常が無いかチェックしたいと思います。

【9月12日】
よさりのラリー本番まで1週間を切りました。最近ずっと天気が愚図ついていて全然走りに行けません。最悪です。
走れないけどバイクの最終仕上げに入りました。メーターやスイッチ類の位置決め、リフレクターの装着、色ゼッケンベース張替など・・・。後は本番前にタイヤを交換するのみです。

【9月13日】
ナイトランに行ってきました。台風16・18号の影響は凄く、今までに走り行った3本の林道は、崖崩れや倒木で通り抜けられず、今夜行った最初の林道も倒木の数が凄くて通れませんでした。気を取り直して別に分岐している道を通ってみたら、無事に通り抜けることが出来ました。その林道はフラットで荒れてなく、練習には持って来いの林道でした。本番までに何回か走りに来たいと思います。
前回走りに行った後から、WR250FのメインキーをONのまま放置していたみたいでバッテリーが弱くなっており、セルが「ギュ〜・・」としかいわず、キックで始動して直ぐに出掛けました。(近所迷惑だから暖気出来ない)HIDは何事も無かったように点灯し続け問題無く走れました。全DC化は大成功でした。

【9月14日】
本日は”かわーちくん”と走りました。WR250Fは、ジェッティングの変更(いい感じです)とイエローバルブのテストをしました。1人で走るより全然充実しました。今回、WR250FのライトのHI/LOW切替の動作不良があったので、明日チェックしたいと思います。