RMX125RY

2000年モデルのRM125(RF15A)をベースに、公道仕様のバイクを製作しました。

公道仕様にするにあたって、まず大切なのが発電能力を持たせる事です。
公道仕様モトクロッサーで、偽装保安部品(作動しない)だったり、乾電池で動作させているバイクが多いですが、自己発電して保安部品が動作させるのが基本だと思います。
まずは保安部品の装着からです。消費電力を抑えるために、テール/ブレーキランプやウインカー類はLED仕様にしました。
サイドスタンドも必須です。このモデルのサイドスタンドを見つけることが出来なかったので、他車種の社外品を加工してボルトオンで装着出来るように製作しました。
リヤホイールは当然18インチ仕様にします。リムを1.85×19から2.15×18に変更しました。これでタイヤ選択も豊富になります。
製作コンセプトは、山や林道を気楽に楽しく走れるバイクなので、ノーマルのオーバークオリティーな足廻りは必要ありません。
フロントは、SHOWA倒立49mmからSHOWA正立45mmに。リヤは、SHOWA50mmからSHOWA46mmに変更しました。
フロント&リヤとも他車種用をポン付けしただけの物ではなく、このバイク用にモディファイしたオリジナルです。
バッテリーレス仕様なので、スピードメーターはアナログです。今後、バッテリー仕様にしてデジタルメーターに変更も視野に入れておきます。
お山でウゴウゴさせる事を想定して、電動ファンを装着しました。ラジエターキャップは、ノーマルの1.1kgから1.8kgに強化。ラジエターリザーバータンクの装着も検討中。
燃料・ミッションオイル・ラジエター液を充填した状態での無乗車(自重)で、サスペンションの変更やシート加工により、シート高:890mm、最低地上高:310mmです。
ハンドルの切れ角度をノーマルより大きく切れるようにして、より小回りが利くようにしました。

フライホイールウエイトを装着しました。約330gの増量になります。レスポンスや中低速域が少しマイルドな感じになれば良いかと思います。
他車種の社外品サイレンサーを流用して、ノーマルサイレンサーより全長を長くしました。音質の変更と排気のオイルなどの付着軽減のためです。

整備の部屋