YZE125EA

01’モデルの低年式YZ125を入手して、乗ってみると意外と面白い。でも、モトクロスに使おうとかサラサラ無いので、エンデューロや他諸々に使うのに合ったバイクに仕上げようと着手する事にしました。

ノーマル状態だと私の足の長さでは地面に届きません。半ケツでツマ先がやっと着く状態で、平地でもキックするのが億劫になります。シート高が高すぎます。ローダウンは勿論の事、ダンパーも見直しする方向で頭に入れて色々と考えていた時にタイミング良く『レアルエキップ製のローダウン加工済フロントフォーク(01’WR250F用)』が手に入りました。
フロントフォークと同時に『レアルエキップ製のローダウン加工済リアサスペンション(02’WR250F用)も手に入りました。これで車高はグッと下がるし、ダンパー設定も目的に合った物になりました。これで両足ツマ先が着くようになりました。
ノーマルのタンク容量は8Lです。125ccはエンジン回すし燃費悪そうなのでIMS製のビックタンクを購入しました。容量は1.75倍アップの14Lです。
IMS製のビッグタンクを装着するとシートが上に反ってシートカバーがダブダブになってしまいます。ノーマルのシートカバーは表皮がツルツルなので張り替える予定ではあったのですが。シートカバーを変えるついでにシートフォームを軽く段付きローシートに加工しました。角も丸みを持たせたので更に足着きが良くなりました。
社外品のラジエターガードを注文しているのですが、中々入荷して来ないので痺れを切らして製作しました(W−EDに間に合わせないといけない)。シュラウドの固定をラジエターガードに持っていく事でラジエターをフリーにしました。これでラジエターの損傷率は下がるはず?です。
2回ほどウェット路面で走ったのですが、泥の付着は相当なものでした。チェーンカバーを装着して泥付着の低減を図ります。スイングアームの内側を綺麗にカバーするチェーンカバーを加工して装着しました。

サイドスタンドが無いと何かと不便なので、Trail Tech製のキックスタンドを装着しました。

リアホイールは、1.85×19から2.15×18に変更。
ドライブスプロケット周りの泥の付着は凄くて、トルクの無い125ccは泥の抵抗は大敵です。チェーンカバーを外したままだとチェーンが噛み込んだりのトラブルが起こるので01’モデルには付いていないチェーンガイドを製作しました。MFJのレースには使用しないのでチェーンカバーは必要ありません。
左側のサイドカバー内側に必需品のラジエターリザーバータンクを装着しました。小振りの物を装着しましたが、これが有ると無いとでは大違いです。
フロントホイールのリム幅を1.60×21から1.85×21にワイド化しました。ハンドリングの軽快感がスポイルされるかもしれませんが、元々が軽快なバイクなのでワイド化による接地感向上のメリットがあるのではと思いテストします。何事もトライ&エラーですわ。
大径ハンドルバーとNRハンドガードクランプを装着しました。ハンドルの前後の位置が20ミリ前になるYZ250Fのトップブリッジをベースに部品工房さんの大径バー用ファーマウントキットの部品を使って後方に15ミリ戻す事によりノーマルより5ミリ前方にオフセットされました。装着位置が高くなったのでロータイプのハンドルバーで好みの高さに調整しました。ハンドガードがガッチリ固定されて良い感じです。

整備の部屋